整骨院に頻繁に通って下さっている患者様(五十代男性)が八月初頭、コロナに感染された。
熱はすぐに降下したけれど、だるさが二か月近く継続中。
味覚異常もあり、未だにスーパードライがしょっぱいとのこと。
「それはまだアルコールは飲むなってことですね」
という理解はしているものの、
「いや~コロナはただの風邪なんかじゃないよ( ;∀;)」と、繰り返し仰り、
きわめて悪質な微生物に感染した被害者、と認識されているご様子。。
しかし「ただの風邪」って何でしょうか?
はじめは「ただの風邪」から長引き重症化し亡くなることもあります。
一般的には無害な常在菌であるはずのMRSAが、抵抗力の弱った身体で繁殖し重篤化することも・・
渦中のコロナウイルスに一家で罹患した家族を何件も聞きましたが
皆さま、いわゆるただの風邪として数日で日常に戻っていました。
お気づきと思うけれど
病状とか、重症さとは、原因となったウイルス、すなわち感染元の性質や毒性に比例するわけではありません。
仮にもしそうであったならば、症状によって感染元が推測できるはずで、同じ感染ルートならば一律の重症度ということになる、、
しかし食中毒でも言えることですが、原因となった食材が特定できた場合でも、同じ時期に同じ量食べながら全く平気な人から、入院したり生死の世界をさまよう方まで反応は様々。
その差を医学では免疫力と呼びますが、だったら感染源に対する防御より、免疫力の強化についてもっと研究し対策すべきではないですか??
私たちの皮膚にも室内にも外気にも、幾種類もの微生物が無数に常在し浮遊しており、呼吸や飛沫によって大勢の生命体の体内に吸い込まれたり排泄されたりしています。それをマスクで多少減らすことがそんなに有意義とは思いません。
菌やウイルスが体内に侵入した場合に、ソコで繁殖するか間もなく死滅するかは、その体内の環境によるのです。
環境と言っても、湿度、温度、はどの人もほぼ変わらない。
違うのはその侵入微生物の餌が豊富にあるかどうかです!
必要以上の、あるいは消化しきれないこってりした脂肪やタンパク質、糖分が血中に余分にあると侵入菌を寄せ付け繁殖させてしまいます。
また、ほとんど動かずに食欲も代謝も落ちている入院患者さんに、ビタミン剤、栄養剤を点滴で入れたなら、外部の微生物に侵入してもらい代謝を手伝ってもらわなければ身体が栄養過剰で浮腫んだり腐ってしまうわけです。
常在菌や自分の組織の生命活動に必要な最小限の栄養で代謝しきれている身体には侵入菌を寄せ付ける猶予はなく、頭も肉体も元気で俊敏です。断捨離と掃除のゆき届いた部屋に似ていると思います。
以前ブログにも書きましたが、私たちの体内には、細胞数の10倍もの菌が棲んでいると言われます。
なぜそんなにいるかと言えば、菌たちがホルモンやビタミン、神経伝達物質といった生命に必要な物質を産生し新陳代謝を担い、疲労を取り除いてくれているからです。体細胞は彼らの住処であり、外部から微生物に侵入されないようガードとしても機能しています。
コロナ対策は少食と、睡眠、適度な運動、これにつきます。
コロナだけでなく、アレルギー、がん、糖尿病、、すべての病気、そして怪我の回復も同じです。
ワクチンやマスクは人々の恐怖を換金して儲ける魂胆にしか私には見えません。
市政のは必要ありません。